InXight X線イメージングモジュール

InXightは、X線散乱測定とX線ラジオグラフィを高速かつ自動的に切り替えるXeuss 3.0用のX線イメージングモジュールオプションです。

Xeuss 3.0の機能をオングストロームからミリメートルの長さスケールに拡張します。

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サンプルの全体像を把握

ポリマー、発泡体、複合材料、生体材料などの新しいアプリケーションの開発には、材料構造の理解だけでなく、製造プロセスや使用条件による影響も評価する必要があります。 InXightモジュールは、Xeuss 3.0散乱測定と組み合わせて、加工された材料や異種材料のマクロ構造を測定することにより、マクロ構造の不均一性とナノまたは原子構造の関係を理解するのに役立ちます。

X線画像の広い視野と数十ミクロンまでの解像度は、局所散乱測定の関心点を選択するのに最適なものです。

InXightは、X線画像とX線散乱パターンの両方を収集しながら、測定構成を高速に切り替えることで、オペランドダイナミクス研究を可能にします。

典型的な分析対象材料としては、ポリマー、複合材料、ガラス、薄い無機物試料などがあります。

散乱とイメージングの自動的かつ高速な切り替えが可能

特許出願中のInXight の測定では、円錐形のビームを発生するX線イメージング源が含まれており、Xeuss 3.0サンプルステージ上の広い視野に置かれたサンプルを照射し、X線透過像をQ-Xoom検出器に投影することができます。

X線源を電動で高速に切り替えることにより、同一試料に対してX線散乱とX線イメージングを自動的に連続的に行うことができます。

X線イメージングモジュール InXight

Xeuss 3.0用のInXight X線イメージングモジュールを使用して以下のことができます。

  • Åからmmまでの構造情報を得ることができる
  • イメージングで測定箇所のターゲットを絞って、X線散乱に切り替えて構造情報を得ます
  • SAXS/WAXSとX線イメージングの組み合わせで、サンプルの変化をオペランド測定でモニター

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Xeuss 3.0

研究室向けの次世代(GI-)SAXS/WAXS/USAXSビームライン

SAXS WAXS